東京の某本郷の赤い門のある大学に通っているmakoです。
珍しく大学生活の話をします。
僕は四月から三年生でして、法学部がある本郷のキャンパスに通い始めたんですが、教科書が本当に重くて堪えます。
大体一科目につき分厚い教科書が一冊と判例集が一冊ずつ。これで一日四コマとかあった日には既に一杯一杯なんですが、法学部生の必需品として六法全書を持たなければなりません。あと、国際法の授業がある日は国際条約集ですね。
もう馬鹿かと。
加えて、三年生にしてはコマ数が多くて週に17コマくらい。
3、4年で60~70単位程取らなければならないので意外に大変です。
1,2年でどんなに頑張っても3,4年が楽にならないのがうちの大学のシステムです。
進学振り分けと言いまして、1,2年と3,4年は所属が違うんですね。
そう言う訳で、三年のうちに単位を取り切って四年は遊ぶ、なんて芸当は出来ません。
たまに、必修の科目を最後の最後で落として就職が流れる人もいます。
経済産業省だかに進路が決まった(つまり官僚です)方に単位を与えず、留年させた教授のところには省の人事課長が説得にやってきて、それでも単位は出なかったという話も伝わっています。
明日は我が身ですね。本当に恐ろしい世界です。
授業は殆ど400人ほど入る大教室で行われます。
所謂マスプロ授業と言う奴で勉学へのモチベーション低下に繋がる悪しき伝統と言われていますが、どうも法学をこの形式で講義するのはボローニャ大学からの伝統(世界史をやっている方はお分かり頂けますね?)だそうで、何とも頑固なことです。まぁ、人件費が安上がりなんだろうけど。
初日から100分×四コマの授業で脳を飽和させられた私は、ストレスを解消するべくバッティングセンターに行きました。ご存知の方も多いかと思いますが、僕はこれでなかなかスポーツが好きでして、野球には目が無いのです。
新宿の歌舞伎町の端辺りにある古いバッティングセンターですが、300円で28球と大変リーズナブルなお値段です。300円20球なんて所も結構ありますからね。
そこで、1200円分。つまり112球(およそ先発投手一人分ですね)遊んできました。まぁ、バットに当たらないこともあるので112球打ったと言えない辺りが表現しずらいところなんですが・・・。
振ったバットにボールが当たると結構爽快です。
女性の方はなかなか縁がないかも知れませんが、デートでちょっと行ってみてスポーツが得意なカレの雄姿を見ても良し、意外な運動神経の良さをアピールしてギャップ萌を狙っても良し・・・。
あ、「きゃー、こわーい。球速すぎるよー」とかってのも作戦としてはありですが、最近の男はそういうの好きなのかな?どうなんだろ。
東海大相模は序盤で姿を消してしまったんですが、興南はなんと優勝。
島袋は決勝こそ5失点でしたが大会を通して好投してくれました。
興南は野手陣も動きが良く、大型打線と言うようなタイプではありませんが走攻守に高いレベルの野球でした。
敦賀気比は強力打線で、春は不利と言われる北陸代表ながら活躍を見せました。近年は昨夏の準優勝日本文理のように全国クラスの打撃力を持ったチームが北陸でも増えてきていますのでそろそろ春の優勝が出るかなと期待しています。
21世紀枠の向陽は近畿地方で強豪に揉まれているだけあり落ち着いたバッテリーを中心に四国王者開星を退け、準優勝の日大三と互角に遣り合いました。
同じ21世紀枠の川島は四国のチームらしい緻密さで神宮大会優勝の大垣日大を追い詰めましたから、なかなか21世紀枠のチョイスも良くなってきたなと感じます。
近年では激戦区の千葉から安房が出場して慶應義塾を破り、山梨の都留が常連校今治西を脅かすなど21世紀枠と言えど侮れないものがあります。
大会を通して、好投手同士のロースコアゲームがある一方、一度打ち出したら止まらないような場面も見られました。
投手有利の春とは言っても、マシン練習で速球に対応しウェイトトレーニングで体を作ってきている現代の高校生が金属バットを持っている訳ですから、二回り三回りと抑えるのは好投手でも厳しいですね。
直球と普通のスライダーの二択では捉えられてしまいますから、緩急・制球・球種が要求されます。
優勝投手の島袋は球速こそ140前後ですがストレートの球質が良く、内角に良く制球されていました。
また、ツーシームと緩いスライダーなど変化球も良く、このレベルでないと優勝投手にはなれないのかと唸る思いです。