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気付いたら23歳(遠い目
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何だかんだで44444ですかー。
リクエスト、待ってます。
最近キリリク貰った記憶がないなぁ。
あ、29日の五周年記念も何かやらねば。
どうしようかなぁ。


また就職氷河期が来るらしい。
進路どうしましょうかねぇ。
まだ一年だから深く考えなくても良いんだろうけどね。
でも、法曹目指して院か就職かは早く決めねば。
就職するにしても、企業か役所かってのもあるしなぁ。
役所ってのは、まぁ、所謂「官僚」って奴です。
それも悪くないんだけどね、企業戦士も好きですから。
でもな、でもな、やっぱり法律の仕事に就きたいな。


自分の仕事に責任と誇りを持てる社会人になりたい。
仕事を演劇に変えて、社会人を俳優に変えると現状だったり。
責任感とプライドがあれば、辛いことも乗り越えられると思う。
僕は僅かな能力に余りあるくらいのプライドを持っている。
それが足を引っ張る事もあるけれど、大体はいつも助かっている。
失敗した時、「あー、俺はダメだ」なんて他人に聞こえるように言わなくて済む。
自分がダメだろうと何だろうと、他人には全く関係ないことだ。
「ダメだから失敗しても仕方ない」って自分を慰める態度は美しくない。
美しく、自分が美しいと思うように、生きる。
その為に必要なのが責任感と誇りなんじゃないだろうか。


22から24にちは大学の文化祭。
二つあるうちの駒場で行なわれる「駒場祭」の方。
うちのクラスは団子を売るらしい。
らしいってのは、ちゃんと関われてないから。
12月の公演の稽古が詰まってて暇がないんだよねぇ。
でも、当日の売り子は頑張るよ。
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彼と会ったのは5年ぶりだったと思う。リトラー司令の国連議長就任式で一度会ったきりだから、8年前に彼が軍を辞めてから殆ど顔を合わせていなかった。お互いが忙しかったのも理由の一つかもしれないが、戦中に比べれば余裕はあったし、戦後処理が大体片付いてからは時間を作ろうと思えば作れた筈だった。多分、一番の理由は彼と私には会う理由が無かったのだ。

元々、特に親しかった訳ではない。いや、別に互いに悪い感情は持っていなかったと思うのだけれど、何となく親しくなりにくかったのだ。天才科学者と言われながら戦場では猛将ぶりを見せる彼の存在は部下として頼もしかったし、親近感を持っていた。でも、私と彼は親しくならなかった。彼にとって私は兄の恋人であり、私にとって彼は恋人の弟だった。その一事が彼と私の個人的な付き合いの希薄さを生んでいた。ただの上官と部下或いは戦友でなかったことが何となく遠慮を存在させていた。私と彼の兄の間の会話には、良く彼が出てきた。彼と彼の兄の間の会話にも良く私が出てきたことだろう。親しくなる前に、お互いを知り過ぎていたのかもしれない。

そんな彼と私が久しぶりに会うことになった。当時の私は北サマラ共和国の国防軍で軍団長をしていたのだが、そこのオフィスに電報が届いた。彼らしく簡潔な文面で、彼が旧ダーラナ州オーシャ共和国のNGOに参加していること、リトラー司令が相変わらず忙しく元気でいること、彼の兄の誕生日に墓参りをしないかということが書かれていた。命日ならともかく誕生日に墓参りと言うのは妙に思えるかもしれないが、彼の命日は終戦記念日と重なっていて色々と騒がしいのだ。しかも、今年は終戦10年目に当たり、様々なセレモニーも準備されていると聞く。彼の判断は賢明と言えそうだった。私は秘書官にスケジュールの調整を頼んで、すぐ返事を出した。

電報を読んだ日から誕生日までは5ヶ月もあったが、あっと言う間だった。仕事は20年来の付き合いになる優秀な副官に任せて、私は地上軍の中央司令部だった場所へ向かった。今は博物館と戦死者慰霊施設になっていて、殆ど当時の面影はない。つい10年前だと言うのにひどく遠い昔に思えた。尤も、彼の方は変わっていなかった。墓地の中で私を見つけた時も、感情の薄い表情の中で細い眉と瞼だけが微かに動いていた。

「久しぶりだな。」
「ああ。」

眩しそうに彼は目を細めた。兄にそっくりの大きな紫色の瞳が隠れる。双子の兄弟だったから、彼も今日で33になっているはずだった。元々年齢不詳の兄弟だったから彼の変化が少ないのも別に不思議には思わなかった。反面、私はもう40近くなり、あの頃とは大分変わったことだろう。先程見せた、彼の僅かな表情の変化が私の中で流れた時間に対する驚きだったことは聞かなくとも分かった。

彼の墓の前で、何故だか私達は妙にお互いのことを良く喋った。彼は今、地雷除去の活動に技術協力をしていること。その前は大学の研究所にいたこと。結婚して1歳になる息子がいるという話を聞いた時は流石に驚いた。彼の生活は10年前とは全く異なるものになっていて、それは私にとって大きな落差に感じられた。私は相変わらず軍人をしていること、相変わらず優秀な副官に助けられていること、相変わらず独り身でいること、何を話しても相変わらずなことしか出てこなかった。変わったのは見た目だけだった。

「兄貴に操立て?」

私が独身でいることを彼が茶化した。そんなつもりはなかったが、何となく恋愛に気持ちが向かなかった。戦争が終わって、随分気持ちが老け込んだのかもしれない。でも、言われてみればそうなのかも知れない。何となく恋愛の匂いがすると、すぐに彼の兄の顔が浮かんで気持ちが萎えてしまっていた。彼の兄以上の人とは巡り合わないだろうなと言う諦観もあった。彼は、兄が私の子供の顔を見たがるだろうと言うようなことを口にした。暗に結婚しろと言われて困惑し、そんなことは考えてもみなかったなと笑った。結局言われたところで考えもしなかった。私の表情からそれを察したのか、彼も話題を変えた。他愛のない話を沢山した後、私達は別れた。

帰路、思っていたよりもずっと気を遣う人間だった彼に思いを馳せた。やはり、私が兄の恋人だからだろうか。それが何となく寂しく、やっぱり私達は親しくなりようがないのだなと思った。別れ際に息子の顔を見に来るようにと繰り返し言われたが、きっと私は彼を訪ねることはないだろう。

彼の息子は彼よりも彼の兄に良く似ているのだそうだ。
数日お酒も飲まずに寝込んでましたよ。
芝居の稽古も結局2回分休んでしまいましたし。
そうそう、脚本がやっと上がったようです。
なんかもー、長かったなぁって感じがします。
あと一ヶ月になりましたが、頑張っていこうと思います。

小説を書きたいのだけれど、ネタがない。
「話」がある話を書くのが自分に課しているルールなので、その辺はどうにも。
あんまり時期的なイベントに頼りたくないんだよなぁ。
中身が無いものを書いちゃいそうなんですよね、そういうの。

さて、ぼやぼやしてたら色んなことがありましたね。
今日は政治の話。
アメリカでは初の黒人大統領が誕生しました。
彼はアメリカの統合、自由と理想の国家の復活を唱えている。
かつて人種の坩堝だったアメリカは人種を溶かし切れずにいます。
人種や宗教、政治思想など様々な分野で膨らむ内部対立。
そこで「アメリカは皆のアメリカだ」と言うのがオバマな訳です。
本来、アメリカはそういう高い理想を土台に作られた国家でした。
自由を求めて凝り固まった欧州から抜け出した人々の国家。
国は自由と平等を保障し、国民は等しく国家を愛する。
そんな高慢とも言える位の誇りと理想に満ちた国だったんですよ。
本来、アメリカ人は世界から嫌われるのが我慢ならない人々です。
世界中に「アメリカって素敵な国」と羨まれたいと思っている人々です。
植民地は持たない。差別はしない。平和を守る。
アメリカ人は母国をそういう国に戻りたいと深く思っているはず。
南米で嫌われ、アジアで恐れられ、アフリカで忘れられ、欧州で軽蔑される。
そんな国、そんな国民でいたくないと思った結果がこれ。
オバマはそれを「貴方達の勝利です」と言った。
Yes, we can! と叫ぶ彼等がアメリカをどうして行くのか見守りましょう。

しっかりしないのでイライラします。
演出家なんだからさぁ、もう少しどうにかして欲しい。
発言の殆どが思い付きの上に人の心の機微が分かってない。
同じ内容を伝えるにも言い方ってのがあるだろーに。

あぁ、珍しく愚痴。
でも役者の仲間は良い奴らです。
楽しくやれてます。
WEB拍手ありがとうございます。
11月は多忙になりそうですが、今後も頑張ります。

アマツカ様
確かに、自分の書く人物の中でシャルティエの人間臭さってのは際立ちますね。
僕としても彼は生きている感じがするので書き易かったりするんですよ。
戦争の描き方って色々あると思うんですね、悲惨な感じ一つを取っても。
で、彼みたいに淡々としている方が雰囲気伝わるかなぁって最近思って書いています。
身体の心配有難う。受験生なんだから貴女の方こそ気をつけて。
あ、湯島天神にお参りして絵馬を書いてきました。一杯勉強してね。


27日17:45に拍手頂いた方
シャルティエ、気に入って頂けて光栄です。
世間の可愛いシャルと雰囲気が違って好みの分かれるところかも知れませんが・・・。
自由度の高い世界観ですからキチンと話を作っていきたいなと思って書いています。
なかなか思うようには行きませんが、これからも応援宜しくお願い致します。
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