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気付いたら23歳(遠い目
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対象が曖昧だから危険だ、みたいな反条例煽りが聞こえてくるんですが、基本的に対象が曖昧だと裁判で負けるんで実際に適用する際はかなり慎重になると思うんですよ。だから、あんま気にしなくても良いんじゃない?ってのが僕の印象です。言い過ぎですかね?苦笑

松文館裁判を見ても分かるように取り締まろうと思えば世間のエロ漫画なんか刑法175条で片っ端から取り締まれるんですけど、結局のところ行政側はそんな必要はないと考えている訳です。松文館裁判は国会議員(警察OBの平沢)が市民からの要請を受けて警察を動かしたんで、まぁ、警察側も「平沢先生がおっしゃるから」って感じでしてやる気満々と言う訳ではありません。
逆に訴えられた側は結構本気で、コミケのスタッフもやってる山口貴士が出てきたりと一人しょっ引くだけで大騒ぎです。あ、この山口弁護士は今回の反対騒動にも一枚噛んでるみたいですね。

勿論、いかにもな中高年的潔癖でこういう条例を押し進めちゃうのは呆れるばかりなんですが、治安維持法とか言葉狩りとか物々しい言葉で脅威を煽るのはちょっと行き過ぎかなって感じがします。児童ポルノについて日本は甘過ぎると外国に攻められている状態に対して「ちょっと頑張ってます」のポーズを見せたかったぐらいの話じゃないかと僕は思ってしまいますが・・・。
是非やや頭に血が上った人々の言葉を読むだけでなく、過去の反例や関連の法律を読んだりするクールな作業をして欲しいなと感じます。wikipediaで「わいせつ」を調べると色々出てきますんで。

ただ、個人的には性情報を手に入れるのがお手軽になっている状態は良い事じゃないと思うんですよね。特に女性向けとか少女漫画は規制が甘いので小中生がふつーに読んでますからねぇ。業界が自主規制するのが望ましいと思いますけれど・・・。


最近、議論されている法律に対し、しばしば過剰な拒絶反応が見られますね。外国人参政権が議論されると「日本が乗っ取られる」とか言い出しますし、子供手当を外国人にも支給するとなると「日本が食い物にされる」と騒ぎますし、ちょっと頭を冷やして利益とリスクをきちんと考量して欲しいものです。


リベラル派の法学生がお送りしました。
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睡眠不足に関する連作を始めました。
序文はシャルティエですが、内容は色々にしようと思っています。
各短編の題は英語で付けたんで、一応解説を。

・As desirable as sleeping
比較表現の原級。
desirableのニュアンスが伝わるかなって感じですが。


・Between sunset and sunrize
これは単純。
直訳以外にない。
besidesを使おうかとも思ったけれど。


・Caffeine-free coffee
「カフェイン抜きコーヒー」
~freeは「~からの自由」を意味する。


Down with a fever!
「be down with a fever」は「熱で寝込む」。
それに「Down with~!」=「~をぶちのめせ」を加えました。
和訳は出来ないし、しても仕方ないなぁ。


Even no bed, no pillow or no blanket
「ベッドがなくても、枕がなくても、毛布がなくても」
えーっと、彼女と別れたりしまして、
ちょいと身辺がばたばたしたりしてたんですが、
取り敢えず落ち着きました。やはり女性というのは難しいですね、
と女性ばかりが読者であろうここで申し上げるのもアレなのですが。苦笑

ホワイトデーは義理の為のホワイトデーとなりました。
今年はパン・ド・ジェーヌをしようかと思います。
ローマジパンを使ったしっとり目のケーキです。
ただまぁ、食べたことも作ったこともないケーキについて説明しても仕方ないですね。

4月からは本郷に通います。
ちょっと環境が変わりますので楽しみです。

リクエストを頂いたディムハロの枕にと思っていたんですが、どうも上手く続きそうにない上にディムロスの人格を動かし過ぎた感があったので、没になりました。
ちょっとディム←カー気味。

ディムとカーレルの遣り取り。






「貴方は兵站に関して理解がなさすぎますね。」


カーレル・ベルセリオスは秀麗な造形の顔の中心に深々と縦の皺を入れながら、目の前の男を睨んだ。目の下に疲労の色を感じさせる隈が刻まれていることからして、ここ数日余り寝ていないらしい。尤も少尉に任官して以降、彼が取る睡眠時間は同世代の平均をそもそも大きく下回っていたのだが。


「ご迷惑をお掛けしました。」


謝罪の意を示すべく腰を折った男の長い青髪が揺れた。参謀総長としての苦労が募っている様子のカーレルに内心で微かな同情を示したが、その感情は礼則通りの態度には全く表れない。反発の様子を見せない代わりに反省の色もない。


「ただ、まぁ、戦果の方はお見事でした。全く。」
「ありがとうございます。」


溜息混じりの称賛と中身の無い返礼。自分に認められても全く嬉しくないのだろうな、とカーレルは諦めの色を強くしていた。正直言って、同じ空間にいて快適だと感じられなかった。恐らく相手も同じだろう。年回りも近く、前線への派遣参謀として関わりがあった尉官の時代から付き合いがあり、以前はそこそこに親しくもあった。しかし、階級が上がり互いの責務と権限が大きくなりにつれて反りが合わない物を感じてしまっている。

恐らく、後方で計画を立てる者と前線で指揮をする者の立場の違い、それとそもそもの人格の大きな相違が原因だろう。前線指揮官としての有能さは認めざるを得なかったが、出来る事ならば関わり合いになりたくないとも感じている。彼は一緒に仕事をする仲間、ことに後方にいる参謀達の苦労を顧みない。

しかも、こちらが無理をすれば処理し切れるレベルを見極めて苦労を押し付けてくるのだから計画的犯行としか言いようがない。参謀本部が彼らの能力を分析して計画を立てるのが本筋なのに、むしろ参謀本部が彼らに使われているような気持ちになる。使い方が理に適っているだけに益々カーレルは気に入らない。


「下がって頂いて結構です。報告は書面で。貴方とまた顔を合わすのも億劫ですから。」
「もう準備していありますので直ぐに届けさせます。」


自分のやや直接的な物言いに対する反撃か。一瞬そう思ったカーレルは不快感を覚えたが表情には出さなかった。すぐにこの男が自分に対してそれほど高度な感情を抱いてはいないだろうことを思い出したからだ。この寸鉄染みた発言も彼の立場と職業倫理から表れるものにすぎない。

指示を受ける立場にも関わらず、この男は先回りが多い。彼は一分一秒でも早く目の前の問題を解決し、前線の兵士が置かれた状態を少しでも改善することが正しいと信じている。手続き上の細かな部分で規則に反し、後方に混乱を生じさせ、優秀な参謀達の神経を逆撫ですることになっても。「シェルショックで苦しむ兵士は多いのだから参謀もノイローゼになる義務がある」とでもあの野蛮人は思っているのだろう。糊の効いた制服を着た参謀達はそう陰口を叩いていた。


「貴方と仕事をしていると計画を立てる意味を疑いたくなりますね。」
「前線では計画通りにいかないことも含めて計画を立てます。」


この嫌味は無意識のものだろう。この男は残念なことに好人物で、兵からは慕われ、部下の将校からは敬われ、同僚からは頼りにされている。下級将校の頃は上官からの受けも決して悪くはなかった。つまり、このディムロス・ティンバーに面白からぬ思いを抱いているのは自分だけと言う訳だ。彼のような人間を好ましく思えない立場にいるというだけで随分損をしているような気がカーレルはしていた。


「下がって結構です。」
「はい。失礼します。」


これで無能ならどんなに付き合いやすかっただろう。
そう思ってカーレルは再び溜息を吐いた。





 

今日で終わりです。
いやはや、疲れました。
早く片付けてゆっくりしたい。

今まであんまり本郷のキャンパスには来たことなかったので、ミーハーに食堂の赤門ラーメン食べたり写真撮ったりしてしまいました。
4月から毎日(真面目に勉強するなら)通うことになるんですがね。

大学生活も半分終わりな訳でして、何だか早いなぁ。
あー、就活しなきゃいけないのか。
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