気付いたら23歳(遠い目
酷い図ですがご勘弁を。やたらと色がついててチカチカする。(笑)
天地開戦を1000年とすると、話は大体600年くらいから始まります。
その前は6つの王国の連合体がこの大陸を支配していました。
6人の王様が合議して色々決める訳です。各王国には貴族がいます。
貴族=大地主=軍人です。一般人は商工業者か農民ですね。
科学技術は中世後期くらいの感じです。この辺は適当で良いのですよ。
600年代。
一部の国で地主や商人の議会により王制が制限されたりします。
税金を取るのに大商人の同意を得たりしなきゃならなくなったりね。
借金の形に商人に土地取られる貴族が出たりもします。
そんなこんなで連合王国同士も上手く行かなくなったりしはじめます。
商人と組んで儲ける派の王様と商人に土地取られた貴族に味方する王様との対立とかね。
結局戦争になってしまったりするんですが、なかなか決着がつかない。
重税に耐え切れなくなった庶民が反乱を起こして王制を廃止してしまったりする。
6つの国の睨み合いが続く中、各国は三種類に分かれます。
1、商人と結託して儲かる王様が貴族蹴落として上手く支配。(絶対王政だね、これ)
2、失政続きの王様を追放して貴族が選挙王制。(弱体化するパターンだな)
3、一部の貴族と庶民が王様を追い出して共和制。(フランス革命っぽい)
700年代。
6つの国は離合集散を繰り返して3カ国に。
王様も貴族もいるけれど議会が強い北西部(イギリスっぽい)・・・工業に強み、先進地域
共和制で有力者が争い政体が不安定な北東部(フランスっぽい)・・・軍事に強み
王様が地主貴族を支配する南部(ドイツっぽい)・・・農業に強み、後進地域
この三カ国が700年代半ばに北西部と南部の王家断絶を機に連邦政府を樹立。
政治は議会を中心に行なうが名目的で各国の有力者による元老院が大きな影響力を持つ。
北西部の工業製品と南部の農作物が取引され、大陸中央部に商業都市群が成立。
800年代。
それなりに平和が続くが経済格差は拡大。
南部には綿や絹織物などの手工業が立地。製鉄など重工業が北西部では発展する。
北東部は取り残され気味で出稼ぎ労働者が増加。
900年代
初頭、北東部出身の出稼ぎ労働者の待遇改善を訴えるデモが発生。
これが発展し、第一次北部反乱が発生し、連邦軍はこれを鎮圧。
北東部は北西部と南部に領土を一部割譲し、政治活動制限など抑圧下に置かれる。
900年代半ばに隕石が衝突し気候が急変、農業生産が低下し社会不安。
空中都市の建造と「ベルクラント」による土壌改良計画が始まる。
莫大な建造費を賄うために増税が強行され、各地の民衆の間で不満が広まる。
900年代後半、北東部独立派により第二次北部反乱が発生。
(作中の北部反乱と呼ばれるのはこれ。リトラー、ミクトラン、クレメンテが活躍。)
強引な鎮圧に対し、北西部や南部でも反連邦勢力が小規模ながら形成される。
1000年、天上都市完成。初代空中都市長官、ミクトラン少将。
同年ミクトラン少将及び指揮下の部隊が天上都市を占領し独立を宣言。(天地戦争開戦)
北西部、北東部の一部の連邦軍部隊はこれに呼応。中央部都市群は中立宣言。
開戦から一年で天上側は戦前の北西部及び北東部を占領。南部へはダイクロフトの空爆。
相変わらず食糧難は続き、反天上ゲリラ勢力が活動。独立派も不穏な動きを見せる。
北西部、北東部の元老院議員の約半数が天上側に帰順し元老院を去る。
北部を失った連邦政府は地上政府と改名し、元老院を中心に徹底抗戦の方針を打ち出す。
一部の元老院議員は農作物の横流しなどで秘密裏に天上側に接近。
南部の軍支部へ資財を投入し私兵化する元老院議員も現れ、地上軍の統率は乱れる。
軍の統制による治安回復と天上への対抗を急ぐリトラーとクレメンテはリトラー派を形成。
若手将校、兵士を中心に支持を集め、天上軍に対して無策な元老院を批判。
元老院は表立った対立姿勢を見せず、リトラー派と協力し対天上戦に当たる事を確認。
リトラーは地上軍総司令となり、元老院の同意の下での地上全軍の指揮権を得る。
元老院はリトラーの失脚と派閥の吸収を図るが、リトラー派は着実に勢力を拡大。
1020年にはリトラー派は5個師団を完全掌握し、ソーディアン計画を発動。
反天上ゲリラや独立派の協力を取り付け、同年末に天上都市へ侵攻、占領。
天地戦争は終結、リトラー派による暫定政府が成立。
長過ぎる。ごめん。反省する。
世界史は好きだけど、ほぼ素人だから変なトコあっても勘弁して。
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補足
開戦直後は清末の中国みたいに軍閥が割拠する感じで。リトラー派もそういう意味じゃ軍閥の一つだね。
天上軍=ミクトランの直属と北部の諸軍閥。
地上軍=南部の諸軍閥(元老院派やリトラー派など様々)
リトラーとミクトランは幼なじみで南部の都市出身。リトラー家は代々パン屋で町の自警団のまとめ役。ミクトラン家は六王国の一つの王家の末裔で教師の家。
シャルティエは北東部の没落貴族の出身。両親は独立派の幹部だったが第2次反乱中に病死。
クレメンテは北西部の鉱山主の三男、継ぐ物もなく10代で入隊。アトワイトは中部都市の役人の娘、両親は存命だが疎遠。
ディムロスは南部出身で兵士の息子、母を幼くして亡くし、父は天上軍に参加。
ノリスは南部の都市出身、父は鍛冶屋。両親は独立派義勇兵として第2次北部反乱に参加し勇名を馳せる。天地開戦直後の南部爆撃で死亡。
ベルセリオス兄弟は南部の大工の息子、盗賊団化した地上軍の脱走軍人により町を襲撃され、両親死亡。
イクティノスは北東部出身。父は元海軍提督、母は元老院議員の娘で、父の退役後に気候が比較的良い南部へ移住。兄は連邦軍将校でリトラーの部下、天地開戦時に死亡。
天上軍=ミクトランの直属と北部の諸軍閥。
地上軍=南部の諸軍閥(元老院派やリトラー派など様々)
リトラーとミクトランは幼なじみで南部の都市出身。リトラー家は代々パン屋で町の自警団のまとめ役。ミクトラン家は六王国の一つの王家の末裔で教師の家。
シャルティエは北東部の没落貴族の出身。両親は独立派の幹部だったが第2次反乱中に病死。
クレメンテは北西部の鉱山主の三男、継ぐ物もなく10代で入隊。アトワイトは中部都市の役人の娘、両親は存命だが疎遠。
ディムロスは南部出身で兵士の息子、母を幼くして亡くし、父は天上軍に参加。
ノリスは南部の都市出身、父は鍛冶屋。両親は独立派義勇兵として第2次北部反乱に参加し勇名を馳せる。天地開戦直後の南部爆撃で死亡。
ベルセリオス兄弟は南部の大工の息子、盗賊団化した地上軍の脱走軍人により町を襲撃され、両親死亡。
イクティノスは北東部出身。父は元海軍提督、母は元老院議員の娘で、父の退役後に気候が比較的良い南部へ移住。兄は連邦軍将校でリトラーの部下、天地開戦時に死亡。